総合評価24点
微妙どころか、けっこう問題作である。撮影者が映し出す謎のコンセプトに戸惑い、単調な構成に飽きがでた。それ以前に、モデルを可愛く撮りたいという意識があるのか無いのか。それを疑ってしまう写真集だった。もちろん、よだっちょ自身は可愛いし、バストが大きいところも魅力的である。
全128頁のうち、水着は11頁あり、下着は無かった。水着の種類は、白のビキニと白地にボタニカル柄の紐ビキニである。撮影は、前康輔先生。
今回は、ワーストショットを2つとベストショットを1つ解説する。
謎のスクワットポーズ(ワーストショット)

表現したかったのは、脇の下をひろげたセクシーなポーズだろう。しかし、ただのスクワットポーズにしか見えない。原因は、腕の位置が低いのとひじの角度の悪さにある。セクシーに見せるには、もっとヒジを上にする必要がある。もし、モデル自身がポーズをうまく作れないなら、小道具を使う。もちろん、それで狙ったポーズを確実に撮れるとは言えないのが、ポートレートの難しさではある。
このポテトの多さは大食い選手権ですか?(ワーストショット)

まさに謎のコンセプトを象徴するカットである。可愛いアイドルに胸焼けするぐらいの大量のポテトを食べさせて、どこに可愛さを感じればいいのか。しかも、手には凶器になりそうな大きなナイフを握らせて、怖すぎる。やまねこには、前先生の目的がまったく分かりません。
キスをしたくなるような顔のアップ(ベストショット)

これは良い。モデルの目は、左右の黒目がアンバランスであるが、そこに魅力を感じた。おでこ周りの前髪とひめ髪は、赤ちゃんの髪のようなやわらかさがあり、キュートである。さらに突き出した唇はセクシーで、モデルに近づきたいという気持ちになる。
問題とおすすめの理由
最後に、気になった問題点をひとつ述べたい。それは、モデルの座りカットが多すぎることである。なかでも、単純に乗り物の席にどっかり座っているのは良くない。例えば、バスの席に座る、フェリーの席に座る、三輪自転車に座るなど、かなり座らせすぎである。これではモデルに動きが出ず、躍動感がなくなって、モデルの若さや元気さが伝わってこなくなる。若さは、アイドル写真集の大切な要素である。だから、モデルに走ってもらったり、ジャンプさせて、元気な若さをアピールする必要がある。あるいは、動きを連想させるポーズを作る。それが不足していると思う。
おすすめのポイントは、よだっちょの可愛い目がアップでたくさん見られるところかな。

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